環境対策で大きな効果が得られる

壁面緑化は、都市部で問題となっている、ヒートアイランド現象を抑える方法の一つです。そして、環境対策だけでなく、その他にも様々な効果があるとして、大きな注目を集めています。

壁面緑化では、壁面を植物で覆うことによって、建物の表面温度を下げることができるため、周辺の温度を下げる効果があります。そして、それだけでなく、同時に建物内部へ熱が入るのを防ぐ効果もあるため、室内の空調環境は快適なものとなり、省エネルギー対策としても大きな効果が得られます。つまり、夏場には温度上昇を抑え、冬場には保温効果が発揮されるため、空調管理にかかる費用を抑えることができるのです。長時間の空調管理が必要な、オフィスや商業施設などでは、大幅な削減となります。

また、壁面緑化によって、建物を紫外線や酸性雨、そして、温度変化からも守ることもできるため、建物自体の劣化を防ぎ、保護にもつながります。そして、植物が持っている、二酸化炭素を吸収して酸素を排出するという能力も、おおいに利用できるようになります。大きな面積を植物で覆うようになるため、地球温暖化現象の原因の一つに挙げられている、二酸化炭素の削減に対しても大きな効果が得られます。

人の心に優しく響く壁面緑化

室内に壁面緑化を取り入れる場合、オブジェやアートのような役割も果たすため、中で過ごす人々の目を楽しませることができます。床や棚の上に置く観葉植物とは異なり、壁面緑化の場合は、広い範囲で、そして、高い位置までグリーンを飾れるため、離れたところからも目にすることが可能です。壁面緑化の効果は、とても広い範囲まであるのです。

そして、自然な優しいグリーンの色合いや、その植物が持つほのかな香りは、疲れた目や頭をほぐし、癒してくれるため、オフィスなどで働く人たちのストレス緩和対策としても有効です。ストレスが解消できれば、集中力が再びアップし、生産性の向上にもつなげていくことができますよね。同僚とのコミュニケーションも活発になり、仕事の流れもスムーズになったりと、職場に良い循環をつくり出せるようになってきます。

企業のイメージアップ効果

壁面緑化を行っている企業には、環境への配慮をしっかり行っているイメージや、従業員が働く環境づくりに力を入れているイメージなど、良いイメージが付いていきます。緑が溢れている職場環境は、人々が活き活きと働いているイメージとも結び付けやすいですよね。企業のイメージアップ効果としても、壁面緑化は大きな役割を担っているのです。

壁面緑化とは建物の壁を植物で覆うことを指し、温暖化やヒートアイランド現象を抑制する効果があります。建物に緑が増えることで、視覚的にも安らぎや癒しを与えるという利点もあります。